矯正をして歯並びを整えた後は必ずと言っていいほど、親知らずを抜くことをおすすめしています。
箕面市の一般歯科と矯正歯科が一つの医院でできる ますの歯科・矯正歯科です。
親知らずって、歯の中で、一番b最後にはえてくる歯なんです。
大抵の場合、16歳ぐらいから20歳ぐらいにはえてきます。
最近は、顎の小さい方が増えました。
硬いものを噛む機会も少ないですし、ゆっくりご飯をよく噛んで食べることも少なくなりました(はずかしいですが、私も、昼食は10分ぐらいです(*_*)
硬いものを食べないと、それをすりつぶす奥歯も、それを支える骨も必要ではなくなってきますので、
顎の小さい方、つまりは親知らずのはえるスペースがない方ができてきます。
はえるスペースがないと、親知らずは真っすぐはえることができません。
斜めに、もしくは真横に向いてしまいます。
それでも、歯は、はえようとするので、前方部の歯並びをおす形となります。
「若いころ、矯正したのに、最近になって歯並びが悪くなってきた」となってしまうわけです。
また、きちんとはえることができない親知らずを置いておくと、
親知らずが斜めになっていたりすると、必然的に親知らずとその手前の歯の間が磨けませんよね。
そうすると、歯並びが悪くなるだけでなく、その手前の歯がむし歯になったり、歯周病になったりします。
むし歯は、痛みで気づきますが、歯周病はかなり深いポケットになっても気づかないことが多いです。
親知らずでなくてその手前の歯がぐらついたり、腫れてきて、はじめて気づくなんてこともおこります。
ですから、理想的には、20歳前後で親知らずを抜歯することをおすすめしています。
親知らずがはえはじめる前に抜くと歯並びも悪くなりにくいですし、
歯を抜くのには骨を削ることもありますので
20歳前後の回復力が活発な年齢の時に抜くと、傷口もはやくふさがりますし、腫れや痛みも少なくて済むことが多いです。
ですから、年をとればとるほど、骨も硬くなりますし、歯を抜く時間もかかります。
そうすると、歯を抜く時間もかかり、回復にも時間がかかってしまいます。
矯正の後戻りや、手前の歯の歯周病を考えると親知らずは抜いて方がよいのですが
親知らずは、将来、失ってしまった歯の代わりに移植したり、移動させたりすることができるようにはなってきましたので、
親知らずはとっておいた方がよい場合もあります。
親知らずを抜くか?きちんとケアをして残しておくかは、歯医者さんでしっかりと相談してください。
親知らずで、気にあることがありましたら、ますの歯科・矯正歯科にご相談ください。
やさしいスタッフがお話をお伺いいたします。