産後も妊娠中と同様いつでも歯科治療はできますよ(*^▽^*)
箕面市の一般歯科と矯正歯科が一つの医院でできる ますの歯科・矯正歯科です。
今年は、お知り合いの方の出産が続いています。出産された方と赤ちゃんにお会いすると、癒されますし本当に可愛いですね。こちらも自然と笑顔になります。
お母さんは、赤ちゃんが生まれたらすぐに子育てがはじまります。そうなると、すべて赤ちゃんが優先でお母さんは後まわし。。。歯が痛くっても、気になるところがあってもなかなか歯医者さんには
いきにくいですね。
しかし、お子さんのお口の健康のために、お母さん、家族が定期健診、口腔ケアを受けていただきたいんです。
生まれたばかりの赤ちゃんには、虫歯菌が存在しません。お母さんや、お父さん、兄弟、おじいちゃんおばあちゃんから、虫歯菌や歯周病菌がうつってしまうんです。
一番は、やっぱり、お母さんからうつるんです。お母さんに虫歯がある場合と、ない場合では、子供のむし歯の発生率は3倍も違うといわれています。
ひと昔前ではお母さんが赤ちゃんに食事を与える際に噛んで食べ物を柔らかくしたり、お母さんが使っている箸やスプーンで赤ちゃんの食事を与えていました。
私も、母やおばあちゃんから、小さくかんでもらった食べ物を食べさせてもらっていた記憶があります。ですから、私も、虫歯がありました。
今は、虫歯や歯周病が感染する病気だという認識が広がっているので、母子感染に気をつけているお母さんが増えてきていますが、どんなに心がけていても完全に無菌状態で赤ちゃんを育てることはできません。
赤ちゃんへのスキンシップは大切な愛情表現ですので、大人の虫歯菌を減らして、赤ちゃんの虫歯菌を増やさないように気をましょう。
お母さんの体力が戻り、外出できるようになれば、口腔ケアを受けたり、妊娠中応急処置になっていた歯科治療を再開しましょう。
出産後は授乳がありますので、薬や麻酔が気になりますよね。
授乳中であることを歯科医院に伝えた上で治療を受けるようにしてください。
歯科治療で使用する局所麻酔は使用量が少なくすむ場合が多いですし、母乳への影響はほとんどないと言われていますが、ごく一部は母乳に移行します。
体内に入った薬剤は投与量の約1%が約2時間後をピークに母乳に移行しますが、薬剤の量はかなり少ないのでほとんど影響がないと考えられています。
できるだけ、歯科治療の前に授乳を済ませていただき、治療時から次の授乳まで間隔があくように工夫したり、搾乳した母乳をあげるようにして歯科受診をしてみてください。
処方されるお薬ですが、お母さんが服用すると母乳の中に分泌されます。
赤ちゃんの血液に届くまでにはお薬の量はどんどん減少していきますので、赤ちゃん自身にお薬の影響が出る可能性は低いと言われています。
ご家族のお口の中が健康であることが、赤ちゃんのお口の健康を守ることになりますので、歯科医院を受診し虫歯や歯周病を治し、きちんと口腔ケアを行うことで赤ちゃんへの感染を予防しましょう。
子育て経験豊かな優しいスタッフがお話をお伺いいたします。
お口のことで気になることがありましたら、ますの歯科・矯正歯科にご相談ください。