早めに歯医者さんでみてもらいましょう。
箕面市の一般歯科と矯正歯科が一つの医院でできる ますの歯科・矯正歯科です。
先日、高1の甥っ子がメインテナンスに4年ぶりにきました。
お口の中をみたら、こどもの歯が残っていました。
大人の歯が横からはえていて、、、、。 (画像は実際の甥っ子の画像です。)
本人は気づいておらず、高校生男子が口に中を親に見せるはずもなく、姉は 口の中をみておらず、、、。
(学校から歯科健診でなんか言われなかったん??と姉に聞くと、たぶん、甥っ子が捨ててた!と思うと衝撃の返事。(+_+)
おばちゃん(私のこと)の出番となりました。
甥っ子は歯を抜くことにかなり緊張しているようでしたので、
塗り薬で、歯ぐきの表面を麻酔してから、電動注射器で麻酔しました。
(当院では、できるだけ麻酔が痛くないように工夫をしています。麻酔の注射の前に塗り薬で表面麻酔をしたり、麻酔液も温めたり、できるだけ細い針を使用したり、電動注射器を使用したりしております)
小学6年ぐらいには抜けかわる子供の歯が、抜けずにありましたので、骨に歯がくっついていてなかなか抜けませんでした。
骨を少しだけ削らなくてはなりませんでした。
抜けるべき時期に、抜けないと、やっぱり子どもの歯でも骨に癒着する(くっついちゃうこと)こともあるのですね。。。
甥っ子と姉は、抜けずに残っている子どもの歯を、ちょこっと抜くだけと思っていたらしく、驚いていました。
さて、子どもの歯を抜いた後どうなるのか?どうするのか?
残念ながら、この歯並びからは横に飛び出してしまった大人歯は、下との噛み合わせが邪魔したりして、もう自然に元の歯並びのところに戻ることはありません。
子どもの歯を抜いたままにしておくと、抜いた手前の歯が後ろに、抜いた後ろの歯が前に倒れてきます。
そうなんです。歯が根っこごと動くのではなくて、歯冠(あの頭)だけが抜けたところに倒れてくるんです。
そうすると、歯と歯の間に隙間ができたり、噛み合わせが悪くなったりしてしまいます。
それで、飛び出した歯をもとの歯列に戻すには、矯正治療しかありません。
抜いた歯の前後の歯と、横に飛び出した大人の歯に、矯正のブラケットをつけて元の歯並びに戻すように引っ張ります。
甥っ子も抜いたあと、血がとまるのを待って、歯の裏側に矯正の装置を部分的に付けました。
当院は、一般歯科と矯正歯科が一つの医院でできますので、このように子ども歯をぬいた後、大人の歯の位置をなおすのに、ほかの歯医者さんに行く必要がありません。
気にしいの甥っ子でも少しブラケットがベロで触るとは言っていましたが、我慢できる程度だと話していました。
中学生になっても子どもの歯が残っていたり、大人の歯が子どもの歯の横や後からはえてきたりしたら、早めに歯医者さんでご相談くださいね。
甥っ子のようにならないために。
ますの歯科・矯正歯科では、やさしいスタッフが、お話をお伺いいたします。